8020の敵は???

8020達成のためのに障害になるのが

抜歯

です

歯を抜くと数が減っていくので当然ですね。


しかし、抜かなければいけない状況になったら抜かなければいけないのが現実です。

必要な抜歯をしなければ


・骨の中に大きく感染が進み、どんどん溶けてしまう

・細菌感染が全くコントロールできずに、全身疾患の要因になることもある

・近くの歯まで悪い状態に巻き込んでしまう

・かみ方がおかしくなり、歯並びが崩れてくる


こういったことなどが起こります


そのため、抜歯を極力避けるには、

歯やお口を良い状態に保つ

ことが一番の近道です


それを踏まえて、抜歯の要因ってどんなことがあるでしょうか??


 ①虫歯と歯周病の悪化

    つまり、口の細菌のコントロールができていない状態

    感染により、歯や歯ぐき・骨がトラブルを起こした結果、抜歯に至る状態

 ②かみ合わせ不良による咬合性外傷

    かみ合わせ不良により、正しい力が歯にかからず、

    異常な方向の力・異常に大きな力が、歯にかかることで

    歯や歯ぐき・骨がトラブルを起こした結果、抜歯に至る状態


この2点です

 

逆に言うと、

この2つを適切にコントロールできれば、8020達成率が大きく上がることになります

当クリニックで8020目指す方には、この考え方に沿って治療方針を決めています


    

80歳で20本の歯を正しく残して、なんでも食べられる生活を

歯を失うのは、加齢変化ではなく、歯科疾患が原因です。日本は歯を大切にする文化が根付いているとは言い難く、知らない間に歯科疾患が進行し、抜歯に至っているケースが非常に多いため、それを加齢にすり替えて誤解されているのが問題だと感じています。歯を大切にする文化が根付いている国は、8020達成率が非常に高く、同時に生活の質(QOL)も高いといえます。日本の患者様に気づいていただきたい内容を記していきます。