歯磨きの必要性

お食事をするたびに増え続ける細菌。

1mgの歯垢(プラ-ク)の中には、約10億の細菌がいると言われています。

歯垢は軟らかく、早い段階で歯ブラシで落とせれば、お口の中は清潔な状態を維持することはできます。

しかし歯垢は放置されると石のようにかたまった「歯石」となり、細菌の死骸が歯にこびりついてしまいます。

「歯石」は歯科で専用の機械を使わない限り落とせません。


歯石や歯垢(プラーク)を放置すると、虫歯や歯周病の発症、進行につながります。


毎日毎食後、なるべく早めに正しい歯磨きをしっかり行い、多くの細菌を取り除くことが大切です。

80歳で20本の歯を正しく残して、なんでも食べられる生活を

歯を失うのは、加齢変化ではなく、歯科疾患が原因です。日本は歯を大切にする文化が根付いているとは言い難く、知らない間に歯科疾患が進行し、抜歯に至っているケースが非常に多いため、それを加齢にすり替えて誤解されているのが問題だと感じています。歯を大切にする文化が根付いている国は、8020達成率が非常に高く、同時に生活の質(QOL)も高いといえます。日本の患者様に気づいていただきたい内容を記していきます。