歯を失う原因第1位・・・歯周病とは?

歯を失う原因の第1位はむし歯…ではなく、

「歯周病」です。


「歯周病なんて、高齢になってからの話でしょ?」なんて思われていませんか?


じつは20代で7割、30代では8割の人が歯周病に罹患しています。

(ライオン株式会社システマHPより)



では、なぜ歯周病で歯は失われるのでしょうか?


歯周病は感染症です。

歯周病は口腔内に繁殖した細菌の感染によって引き起こされる、炎症性疾患です。

歯は「歯周組織」と呼ばれる歯を取り囲む「顎の骨(歯槽骨)・歯肉・セメント質・歯根膜」によって支えられて立っていますが、細菌感染により歯周組織に炎症が広がると、歯周組織は破壊され、ついには歯が抜け落ちてしまうのです。


ちなみに、

歯周病は「全世界で最も蔓延している感染症」

として、2001年ギネスブックに認定されています。


歯周病ではない人を探すのが難しいくらい、歯周病は誰にでも身近な病気です。

まずは歯周病の検査から始めてみましょう♪



80歳で20本の歯を正しく残して、なんでも食べられる生活を

歯を失うのは、加齢変化ではなく、歯科疾患が原因です。日本は歯を大切にする文化が根付いているとは言い難く、知らない間に歯科疾患が進行し、抜歯に至っているケースが非常に多いため、それを加齢にすり替えて誤解されているのが問題だと感じています。歯を大切にする文化が根付いている国は、8020達成率が非常に高く、同時に生活の質(QOL)も高いといえます。日本の患者様に気づいていただきたい内容を記していきます。