世界で年間500万人以上が、タバコに起因する病気で死亡しています。
ニコチンの作用により、血管が収縮し血流が悪くなり、感染を起こしやすいため、喫煙者は、非喫煙者と比べて3倍以上歯周病に罹りやすいと報告されています。
禁煙をされることで、歯肉微小循環レベル(歯肉の毛細血管)では、約1週間後に回復し始め、2週間後には、非喫煙者と同じレベルにまで達すると言われています。
80歳で20本の歯を正しく残して、なんでも食べられる生活を
歯を失うのは、加齢変化ではなく、歯科疾患が原因です。日本は歯を大切にする文化が根付いているとは言い難く、知らない間に歯科疾患が進行し、抜歯に至っているケースが非常に多いため、それを加齢にすり替えて誤解されているのが問題だと感じています。歯を大切にする文化が根付いている国は、8020達成率が非常に高く、同時に生活の質(QOL)も高いといえます。日本の患者様に気づいていただきたい内容を記していきます。
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