歯周病と糖尿病の関係について



糖尿病は現在、日本全体で予備軍含めて2000万人以上に達します。



糖尿病は、網膜症・腎症・神経障害・心筋梗塞・脳梗塞に次いで、歯周病は6番目の合併症と言われています。



糖尿病は感染を起こしやすいため、歯周病にもかかりやすく、また、歯周病があると炎症によりインスリンの働きが悪くなるため、糖尿病を悪化させてしまいます。
糖尿病と歯周病、双方の厳密な管理が、互いに悪循環を断つために必要です!!






最近では、歯周病を改善すると、糖尿病の状態もよくなるという画期的なデータも発表されています。

(歯周治療により、平均でHbA1cが0.4%低下すると報告されています)



糖尿病患者様は特に、歯周病のコントロールが重要とされています!!







80歳で20本の歯を正しく残して、なんでも食べられる生活を

歯を失うのは、加齢変化ではなく、歯科疾患が原因です。日本は歯を大切にする文化が根付いているとは言い難く、知らない間に歯科疾患が進行し、抜歯に至っているケースが非常に多いため、それを加齢にすり替えて誤解されているのが問題だと感じています。歯を大切にする文化が根付いている国は、8020達成率が非常に高く、同時に生活の質(QOL)も高いといえます。日本の患者様に気づいていただきたい内容を記していきます。