白くなるだけじゃない!ホワイトニングの効能

白く美しい歯を手に入れるために有効なホワイトニング

主に過酸化水素を用いて、歯の内部の色素を無色透明に分解することで漂白効果が得られます


ホワイトニングって痛いって聞くし…歯に悪いのかな?

と心配される患者さんもいらっしゃいますが、

実はホワイトニングには「歯を白くする」以外にも口腔環境を向上する効果があります!

今回は知られざるホワイトニングの効能をご紹介します♪


ホワイトニングで得られる効能

①歯が白くなる

まず第一に、歯の漂白効果でです。

歯の表層の構造であるエナメル質の色素を分解することで(ホームホワイトニングの場合は象牙質の色素も分解する)歯が白くなります。

また、歯の表面に付着している”ペリクル”と呼ばれるたんぱく質の膜を除去します。ペリクルは色を吸着するので、ペリクルが除去されると着色も一緒に除去されます。


②虫歯予防になる

ホワイトニングをすることで虫歯予防に重要な歯の再石灰化能力が高まります。

これは色素が分解された歯質に、歯の構成成分であるミネラルが補填されることで起こります。

フッ化物塗布と同時に行うとより効果的です。


③歯周病予防・口臭予防になる

ホワイトニング剤の消毒作用により歯周病菌が減少します。

ホワイトニングでは主に過酸化水素を使用して歯を漂白します。

例えば当院のオフィスホワイトニングは30%過酸化水素を使用していますが、その10分の1の3%濃度の過酸化水素はオキシドールと呼ばれ口腔内の消毒に用いられるお薬です。

特にお家で毎日行うホームホワイトニングでは、その都度口腔内に消毒作用が得られますので、歯周病予防・口臭予防に効果があります。


ホワイトニングで歯がしみる・キシキシする理由

過酸化水素が反応する過程で化学分解が起こり、歯が一時的に脱水状態になります。この脱水状態の時には冷たいものがしみたりする、いわゆる知覚過敏の症状が出ます。

ですが通常24時間で歯は失った水分を取り戻すため、その後は元通りに痛みもなくなります。

ホワイトニングでまったく知覚過敏の症状が出ない方もいますが、もともと知覚過敏の症状を持ってる方は出やすい傾向にあります。

「以前しみてしまってホワイトニングができなかった」という方でも、当院にはホワイトニング用の知覚過敏抑制剤もご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。


当院ではホワイトニングのカウンセリングは無料で行っております。
お一人お一人に合わせたホワイトニングプランをご提供しておりますので、カウンセリングだけでも是非いらしてくださいね♪


80歳で20本の歯を正しく残して、なんでも食べられる生活を

歯を失うのは、加齢変化ではなく、歯科疾患が原因です。日本は歯を大切にする文化が根付いているとは言い難く、知らない間に歯科疾患が進行し、抜歯に至っているケースが非常に多いため、それを加齢にすり替えて誤解されているのが問題だと感じています。歯を大切にする文化が根付いている国は、8020達成率が非常に高く、同時に生活の質(QOL)も高いといえます。日本の患者様に気づいていただきたい内容を記していきます。