②正しいかみ合わせで、8020達成を

8020達成者のかみ合わせを調べた研究が20年ほど前から行われています


その結果、わかってきているのは


かみ合わせが悪いと、8020達成の可能性が大きく下がる


ということです


☟各論文を1ページにまとめたものです ※当クリニックで作成したものです

なぜ、かみ合わせが悪いと、歯が抜けるリスクが高まるのか??

かみ合わせによって、歯への力のかかり方が大きく異なるからです


例えば、8020達成率0%である『開咬』(上表下段中央)は

前歯がかみ合わないかみ合わせ様式です

この場合、かみ合わせの力は接触している奥歯のみに集中することになります

その結果、過剰負担になり、歯のトラブルにつながることがわかっています


良くないかみ合わせは虫歯や歯周病よりも、悪いものとしてなかなか実感できません

トラブルが起きてからではどうしようもないことも多いです

早めにご相談ください


☟当クリニックのマウスピース矯正治療症例です


80歳で20本の歯を正しく残して、なんでも食べられる生活を

歯を失うのは、加齢変化ではなく、歯科疾患が原因です。日本は歯を大切にする文化が根付いているとは言い難く、知らない間に歯科疾患が進行し、抜歯に至っているケースが非常に多いため、それを加齢にすり替えて誤解されているのが問題だと感じています。歯を大切にする文化が根付いている国は、8020達成率が非常に高く、同時に生活の質(QOL)も高いといえます。日本の患者様に気づいていただきたい内容を記していきます。