歯ブラシの交換時期


毛先の開いた歯ブラシや、長期で使用している歯ブラシは、ブラシの毛のこしもなくなり、清掃効果が下がります。

そして、雑菌だらけです。

↑ 毛先が広がった歯ブラシ

新しい歯ブラシで落ちる歯垢を100%とすると、毛先が少し開いた歯ブラシでは80.8%、

毛先の開いた歯ブラシでは歯垢を62.9%しか落とすことができません。

つまり、同じようにみがいていても歯垢の除去率に差が出てしまいます。

毎日のオーラルケアを効率よく行うためにも、

1ヶ月に1本は、交換するようにしましょう。


電動歯ブラシ専用替えブラシは、

各メーカーにより交換目安の時期がそれぞれ異なります。

80歳で20本の歯を正しく残して、なんでも食べられる生活を

歯を失うのは、加齢変化ではなく、歯科疾患が原因です。日本は歯を大切にする文化が根付いているとは言い難く、知らない間に歯科疾患が進行し、抜歯に至っているケースが非常に多いため、それを加齢にすり替えて誤解されているのが問題だと感じています。歯を大切にする文化が根付いている国は、8020達成率が非常に高く、同時に生活の質(QOL)も高いといえます。日本の患者様に気づいていただきたい内容を記していきます。