【おとな】口腔機能低下症

前回の『【こども】口腔機能発達不全症』に続き、今回は成人・高齢の方の『口腔機能低下症』についてご紹介します


おとなの口腔機能

乳幼児期・学童期に十分に発達した口腔機能は、高齢となった時に訪れる機能低下を最小限に防いでくれます

しかし現在、20~40代の30~40%、70代の80%が口腔機能低下症に該当するといわれています


口腔機能低下症

加齢や病気など様々な要因によって口腔機能が低下している状態です

放置していると咀嚼障害(噛めない)、摂食嚥下障害(飲み込めない、むせ、誤嚥)など機能障害に陥ります

また上手く食べられないことから低栄養となり、フレイル(虚弱)、筋力の衰えにつながり全身の健康を損ないます


口腔機能の低下はなぜ起こるのか?

むし歯、歯周病、入れ歯が合わないなどのお口のトラブル

加齢、基礎疾患、低栄養、廃用(機能を「使わずにいる」こと)、薬剤の副作用など


口腔機能低下症【7つの症状】

①口の中が不潔で汚れが残っている

②唾液が減って、口の中が乾いている

③噛む力が弱くなっている

④舌や唇を動かす速さ・巧みさが落ちている

⑤舌で押しつぶす力が弱い

⑥食べ物を細かくすりつぶせない

⑦飲み込みにくく、むせやすい


口腔機能を鍛えるために

筋肉と同じで、お口の機能も使わずにいると衰えていきます


よく噛んで食べる:硬い食材や繊維質の多い食材を取り入れ、噛む回数を増やす

お口の体操をする:食事の前に舌や唇を動かしたり、唾液腺をマッサージしたりする

会話や社会参加を増やす:たくさん話すことで口や表情の筋肉を動かし、孤立を防ぐ

定期的な歯科受診:虫歯や歯周病の予防と治療、入れ歯の調整で噛む力を維持する



口腔体操⇩

オーラルフレイル対策のための口腔体操|オーラルフレイル|日本歯科医師会

歯医者さんに行こう!シンポジウム啓発活動広報活動気になる!歯の情報誌コーナー全国の歯医者さん検索高齢になって心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態をいいます。 筋力などの身体機能の低下より先に、社会参加など他者との交流が減ったり、口の機能が衰えたりすること(オーラルフレイル)から始まります。しかし、早めに発見して適切な対応を行うことにより改善できる状態です。オーラルフレイルとは、噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えることを指し、早期の重要な老化のサインとされています。噛む力や舌の動きの悪化が食生活に支障を及ぼしたり、滑舌が悪くなることで人や社会との関わりの減少を招いたりすることから、全体的なフレイル進行の前兆となり、深い関係性が指摘されています。①口をすぼめる。 ②「イ~」と横に開く。ほほを膨らませた後、すぼめるという動きを数回する。(水はなくてもOK)各発音 8回を2セット行う。日歯8020テレビ「口腔体操でオーラルフレイル予防」日歯8020テレビ「口腔体操でオーラルフレイル予防」ベロを少し出したまま、口を閉じてつばを飲み込む。ガムを噛むことにより噛むために必要な筋肉を鍛えることができます。1日2回(朝と夜)、2分間はリズムを決めて、3分間は自由に、計5分間ガムを噛む。日歯8020テレビ「口腔体操でオーラルフレイル予防」全国の歯医者さん検索テーマパーク8020日歯8020(ハチマルニイマル)テレビ歯のみがき方を探そう!よ坊さんCopyright ©Japan Dental Association All Rights Reserved.

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