ホームケアの方法【歯間清掃の大切さ】

ホームケアは歯ブラシだけ、という方は多いのではないでしょうか?


「しっかり歯磨きしているのに虫歯がまたできた」
「時間をかけて磨いているに歯周病が進んでいた」


そういった患者さんの声をよく聞きます。


歯を失う2大疾患である「虫歯」「歯周病」、じつは歯ブラシだけでのケアでは予防が難しい病気です。


歯ブラシのみでは、どんなに丁寧に磨いても歯間の汚れは取り切れません。(上記右図グラフ)

歯間というのは虫歯の好発部位(できやすい場所)であり、また細菌感染にも弱く歯周病も進行しやすい部分です。


ですから、

「虫歯」「歯周病」の予防には歯間清掃は必須!

歯間清掃は歯ブラシと同じくらい重要なものです。できるだけ毎日行うようにしましょう。


いつものホームケアに、是非もうひと手間加えてくださいね♪



実際の使い方のご紹介です☟歯間ブラシ編

☟デンタルフロス編

80歳で20本の歯を正しく残して、なんでも食べられる生活を

歯を失うのは、加齢変化ではなく、歯科疾患が原因です。日本は歯を大切にする文化が根付いているとは言い難く、知らない間に歯科疾患が進行し、抜歯に至っているケースが非常に多いため、それを加齢にすり替えて誤解されているのが問題だと感じています。歯を大切にする文化が根付いている国は、8020達成率が非常に高く、同時に生活の質(QOL)も高いといえます。日本の患者様に気づいていただきたい内容を記していきます。